ビジネスを始める時や、事業が少し軌道に乗ってきた時、「そろそろ自分のホームページ(HP)やランディングページ(LP)を作った方がいいかな?」と考えるタイミングがあると思います。
いざ作ろうと思った時、以下のような疑問が湧いてくるのではないでしょうか。
- そもそもホームページ作成には何が必要なの?
- 作成した後、作成費用とは別で「維持費」はどれくらいかかるの?
- 作成にあたって、知っておいた方がいい最低限の知識は?
この記事では、そんなホームページ作成を検討する方が抱える疑問を、わかりやすく丁寧に解消していきます。

ホームページ作成・公開のタイミングとは?
ホームページやLPを作成する最適なタイミングは、事業のフェーズによって異なりますが、主に以下のようなケースが挙げられます。
起業・開業のタイミング
名刺代わりに事業内容や連絡先を伝える手段として、ホームページを活用する時。
新商品・新サービスのリリース
特定のサービスを魅力的に伝え、購入や申込み、資料のダウンロードなどを促すページが必要になった時。
社会的信用を高めたい時
法人化や、本格的にビジネスを開始するにあたり、公式な情報発信の場が必要になった時。
このような場面で、ホームページを作成しておくとお客様への説明材料となったり、信頼度を高めるのに役に立ちます。

そもそも作成には何が必要?
ホームページをインターネット上に公開するためには、一般的に以下の3つが必要です。よく「家づくり」に例えられます。
- サーバー(土地): ホームページのデータを置いておくインターネット上のスペース
- ドメイン(住所): 「https://www.sample.com」のような、インターネット上のサイトのURL(アドレス)
- ホームページのデータ(家): 実際のデザインや文章、画像などのコンテンツそのもの
サーバーとドメインについては、取得後に維持費用がかかってきます。最近では、サーバーを契約すると無料でドメイン取得が可能になる便利なサービスもあるため、必ずしも一つずつ個別に契約しなければならないわけではありません。

作成後の維持費はどれくらいかかる?
ホームページは「作って終わり」ではなく、公開し続けるための「維持費(ランニングコスト)」がかかります。 ここでは、大きく2つの作成方法に分けて、費用の目安を解説します。
① ノーコードツール(WixやSTUDIOなど)を使用する場合
プログラミングの知識がなくても、直感的な操作でホームページが作れる「ノーコードツール」を利用するケースです。サーバーの準備なども不要で、手軽に始められるのが特徴です。独自のドメイン(自分の好きなURL)を使用し、広告を非表示にする一般的な有料プランの目安は以下の通りです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 月額費用の平均 | 約1,500円 〜 3,000円 |
| 年間費用の平均 | 約18,000円 〜 36,000円 |
※利用するツールや機能(予約システムや決済機能の有無など)によって価格は変動します。
② 自分でサーバーを契約し、WordPress等を使用する場合
「ロリポップ!」「さくらのレンタルサーバ」「ConoHa WING」といった、国内の主要でお手頃価格なレンタルサーバーを自身で契約し、世界中で最も人気な「WordPress(ワードプレス)」を使って作成するケースです。 最近のレンタルサーバーは、特定のプランを契約するとサーバーを契約し続ける限り「独自ドメインが永久無料」で利用できるキャンペーンを行っていることが多いです。またWordPress自体も無料で使用することができるため、実質サーバー代のみで運用できるケースが多いです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 月額費用の平均 | 約500円 〜 1,500円 |
| 年間費用の平均 | 約6,000円 〜 18,000円 |
※契約期間(12ヶ月払いや36ヶ月払いなど)を長く設定するほど、月額換算の費用は安くなる傾向があります。
【豆知識】ノーコードツールとWordPressのメリット・デメリット
それぞれのホームページを作成する方法には、メリット・デメリットがあります。
ノーコードツール(Wix, STUDIOなど)
- メリット:
- 直感的な操作で、初心者でも自分でおしゃれなデザインが作りやすい。
- サーバーの保守やセキュリティ対策をサービス側にお任せできる。
- デメリット:
- プラットフォームに依存するため、将来的に別のサービスへの引越し(移行)が難しい。
- 毎月の維持費がWordPress運用に比べるとやや割高になりやすい。
WordPress(自身でサーバー契約)
- メリット:
- 長期的な維持費(ランニングコスト)を安く抑えやすい。
- カスタマイズの自由度が圧倒的に高く、機能拡張が容易。資産として残りやすい。
- デメリット:
- 最初の立ち上げ(サーバー契約〜インストール)に少し専門知識が必要。
- システムのアップデートなど、最低限の保守・管理を自分で行う必要がある。

作成にあたって知っておきたい!最低限の知識
ホームページを作る前に、絶対に知っておくべき「Webの現実」を3つお伝えします。
① 独自ドメインの重要性
ノーコードツールなどの無料プランでは、ドメインも無料で提供されています。一見お得なように感じますが、後に独自ドメインへ変更することになった際の移行が面倒になります。
そのため、長期的にホームページを運用していくことが決まっているなら、自分専用の「独自ドメイン」を取得することを強くおすすめします。 独自ドメインは企業の「名刺」であり、顧客からの信頼感に直結します。また、将来的にホームページを作成しているツールを変更したくなった場合でも、独自ドメインであればURLを変えずにそのまま引っ越すことが可能です。
② 公開しただけでは検索結果に表示されない
多くの方が誤解しがちですが、「ホームページをインターネット上に公開すれば、すぐにお客様が見に来てくれる」わけではありません。世界中には無数のホームページが存在するため、公開直後のあなたのサイトは、いわば「砂漠の真ん中にポツンとオープンしたお店」のような状態です。Googleなどの検索結果へ表示させるまでに3〜10日ほどかかります。
③ 検索結果の上位に表示されるには時間がかかる
広告費を払って検索結果の一番上に表示させる「リスティング広告」などを利用しない限り、検索結果で上位に表示されるには、継続的な情報の更新と、一定期間(数ヶ月〜半年以上)の時間がかかります。裏ワザのような魔法はなく、ユーザーにとって価値のある情報を地道に発信し続ける(SEO対策)ことが求められます。

ホームページは「信頼」を育む必須ツール
ここまで、ホームページ作成に必要なものや維持費、そして知っておくべき現実的な知識について解説してきました。
ホームページ作成において意外と意識しない、最初の一歩での「設計」。特に、インターネット上の住所である「ドメイン」選びは非常に重要です。無料プランのドメインは手軽ですが、将来的な資産価値や信頼性を考えると、初めから「独自ドメイン」で運用することをおすすめします。
目的に合わせて無理のない予算(ノーコード or WordPress)を選び、ぜひあなたのビジネスを加速させる素敵なホームページを作りましょう。
また、CreOki(クリオキ)ではホームページの作成や運用・ツールの使い方についてのご相談も承っております。ホームページについて何かお困りごとがありましたら、お気軽にご連絡ください。